ラグビーの基礎知識 第二回 ポジション編その2
二回目の今回はポジションについての続きです。
各ポジション(バックス編)
- バックス
9.スクラムハーム(SH)
スクラムにボールを投入する人。一番小さい人が多いポジション。
一番ボールに触る回数が多い。
10.スタンドオフ(HO)
海外ではフライハーフという表現もされる。
攻撃のコントロール役で花形ポジション。
ペナルティーキックを蹴る役をつとめる選手も多い。
11.左ウイング(WTB)
チーム一足が速い。
スクラムハームについで細身が多いが最近はまっちょで早い選手もたくさん
12.左センター(CTB)
バックスがパスをまわして攻撃をする際に、一番活躍する人
強さと早さを鐘そろえている
13.右センター(CTB)
12と一緒
14.右ウイング(WTB)
14と一緒
15.フルバック(FB)
守備の際に一番後ろにポジションを取り、最後の砦的な存在
キック力がすごい人が多い
ハイボールキャッチに強い
あらためてラグビーのポジションとは
と二回にわたって一応一般的なイメージを記載しましたが、別に覚えなくても全然大丈夫だと思います。見ていれば大体この番号の人は何をするんだなというのが自然にわかります。その程度の理解で大丈夫です。
なぜなら、いぜんほど各ポジションの個性が薄れているからです。どのポジションにも早さや強さ、パスのうまさ、スタミナが求められていて、そのポジションだからこういうことだけする選手というのはどんどん試合に出られなくなっています。
また、そもそも以前はこのポジションだけという選手も多かったのですが、怪我が多いスポーツと言うこともあり、複数ポジションをできる選手は非常に重宝されます。15人のスタメンに8人のサブメンバーしか登録できないため、同じポジションのバックアップ選手を入れることは難しいので、どこでもできる選手がいた方がリスク回避にもなるんですね。
(最近だとバックスだと10〜15ならどこでもできる、フォワードだと4〜8までできるなんて選手もいます。専門職なのは2番のフッカーと9番のスクラムハーフぐらいでしょうか)
次回はルールについて説明します。