にわか目線のラグビー日記

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ラグビーの基礎知識 第一回 ポジション編

今日からはラグビーの基本的な知識をお伝えします。

といっても、ルールやポジションについてはいろいろなサイトで説明されているのでここもあくまで、にわかファンが「なんとなーくイメージできるように」をコンセプトにしたいと思います。

背番号の位置づけ

ポジションを説明する前に、ラグビーにおける背番号についてご説明します。

野球やサッカーではシーズンごとに選手に背番号が割り当てられますよね?そのシーズン、その背番号をつけてプレーするのは途中で移籍してきた選手に番号を奪われない限りは、基本的にずっとその選手です。そのためエースを意味するような番号(サッカーでは10番、野球のピッチャーだと18番とか)とかがあり、選手のモチベーションをあげるのにいい番号をあげるといった事も行われます。

レプリカユニフォームとかでも背番号と選手名が入ったものを売ってますね。活躍した選手の背番号を永久欠番にするなんてこともあると思います。

一方で、ラグビーでは背番号は選手にではなく、ポジションについています。つまり、個々人の選手は番号をもっておらず、試合に出るときのポジションで自動的に背番号が決まります。違うポジションで出場する場合には同じ選手が違う背番号で登場することになります。結果、ラグビーでは試合登録メンバーは常に1番〜23番となります。

フォワードとバックス

まず、ラグビーのポジションはフォワードとバックスに大きく分かれます。

フォワードが8人、バックスが7人です。サッカーのように3−4−3とか4−4−2のようにフォワードの人数がチームによって変わる事もまずありません。

ざっくりいうと、フォワードの選手の方が重たくて大きく、バックスの方が俊敏です。ただ、最近はバックスの選手も大型化してきているので、一概にそういえなくなります。なので、「スクラムを組むのがフォワード」「組まないのがバックス」と覚えておけばいいでしょう。

スクラムとは両チームが組み合う👇こんなやつです。

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スクラム


各ポジション(フォワード編)

さらに15のポジションそれぞれに名前があります。

  1.プロップ(PR・左プロップ・ルースヘッドプロップ)
    スクラムの先頭列の左

  2.フッカー(HO)

    スクラムの先頭列の真ん中。スクラムの要。
    ラインアウトというスローイン的なプレー時に投げ入れ役になることが多い   3.プロップ(PR・右プロップ・タイとヘッドプロップ)
    スクラムの先頭列の右。
    スクラムを組むときは相手の1番と2番の間に頭が入る

ここまでの3名をフォワード1列やフロントローと表現します。
正確にはスクラム一列ですがなんででしょうかね。
チームで一番重たくて頑丈な体格をしています。(縦よりも横に広い)

  4.ロック(左ロック)
    スクラムの二列目で1番と2番の間に頭を入れて押し込む役です。 

  5.ロック(右ロック)
    スクラムの二列目で2番と3番の間に頭を入れて押し込む役です。

ロックの2人をフォワード2列、セカンドローと言います。
チームの中で長身であることが多く、強豪国では両名とも2メートルを超えるこ
ともざらです。日本が一番外国人選手に頼ることになるポジションです。
ラインアウトというスローイン的なプレー時のキャッチ役によくなります。

  6.フランカー(FL・左フランカー・ブライドサイドフランカー
    左といいつつ、スクラムでサイドラインまでの距離が近い側ロックの外側から
    押し込む役なので、右にいる事も。
    ディフェンス・オフェンスともに縦横無尽に活躍が求められるが、どちらかと
    いうとディフェンス重視
  7.フランカー(FL・右フランカー・オープンサイドフランカー   
    右といいつつ、スクラムでサイドラインまでの距離が遠い側ロックの外側から
    押し込む役なので、左にいる事も。
    6番と同様ディフェンス・オフェンスともに能力が高い選手が多いが、どちら
    かというとオフェンス重視
  8.No.8   
    スクラムの一番うしろから押し込む役。フォワードのリーダー的存在。
    一人でもボールを持ち込める強靭な選手が多い。

 

6番〜8番までをフォワード3列もしくはバックローと言います。

1〜5番よりも縦や横に大きいという訳ではなく、俊敏に動ける選手が多いため、フォワードの中ではよりいろいろなところに顔を出して攻撃や守備を担うポジションとなります。  

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と、今日はフォワードまで。

次回はバックスについてご説明します。